茨城フラワーパークでの植樹イベントに参加
2021年3月7日(日)
とても良い天気の石岡市八郷地区。
4月下旬に、リニューアルオープンする茨城県フラワーパーク。
いままでの、歩いて見て回る施設から、バラの魅力を最大限堪能できて、感じて、積極的にイベントに参加する体験型ステイ施設に変身するのを前に、園内の巨木伐採や作業道作設など、森林整備のお手伝いをしてきました。
まだまだ整備は続けていくのですが、その集大成の第一段として、石岡市カーボンオフセット協議会と協働して、園内に40種類500本の苗を植樹しました。
たくさんの人に、森の心地よさ、散策の楽しさ、季節毎の木の移ろいを感じてもらえる、そんな場所になるといいなと思います。
サンブ杉病木の更新(皆伐と地拵え)
千葉県森林組合との協働による、病気を患ったサンブ杉を伐って、新たに地域に合った樹種を植えるという事業です。
江戸時代には、サンブ杉といえば、貴重な品種として、門外不出までになったもの。
確かに、200年300年という木もあって、樹幹を突き抜けて、ひときわ大きな木として凜として立つ姿は、それは壮観です。
しかし、それでさえ、溝腐病に冒され、木肌は割れ、とても無残な姿をしています。
そこで、皆伐をして、適正な樹種を植え直そうとしています。
森林施業プランナーとしては、その土地土地に合った樹種を植えるべきで、適地適木であるべきと考えています。
工期の短い中、作業班は、とても頑張ってくれました。
一時的に、下層植生も変わりますが、10年もすれば、新しい樹種と下層植生が、良い感じに共生し始めて、きっと良い林に生まれ変わるでしょう。